笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

おばかちゃんの試合

某月某日


学校公開の土曜日に出勤しようとする僕に、寝起きの次男が「今日大会だから電車賃くれ」と訴えてきた。


「どこでやんの?」と聞いたら「しらない」と。「じゃあいくら渡せばいいの?」と聞いたら「しらない」と。


とりあえず2000円渡して家を出た。


職場に着いて諸々準備を整えて、校門で子どもたちを出迎える。それが僕の朝の日課だ。目の前の人々に「おはようございます」を連呼するのだ。


登校してくる子どもたちに紛れて、どうやら部活の大会に向かう中学生一団が通り過ぎて行った。


その中にいた、きまりの悪そうな顔をした次男に、思い切り大きな声で「おはようございます」とあいさつした。


きまりの悪そうな顔で、無言でニヤニヤ通り過ぎる次男の背中にもう一度、ボリュームMAXで「おはようございます」ってあいさつしてやった。ざまあみろw


電車賃は往復400円な。



大会、がんばるように。

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