笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

本因坊戦

(2007年@子どもたちがまだ小さかった頃)



▼幼児アマチュア囲碁の頂点を争う第五期黒犬杯本因坊決定戦三番勝負の第三局は先月、旅行先のコテージで打たれ、ロプロス名誉本因坊(長男・五段)が挑戦者のポセイドン三段(次男)に大体二百手くらいでなんとなく勝ち、二勝一敗でタイトルを防衛した。▼手合は互先で先番も後番もコミ出しも関係なく、持ち時間は無制限。▼序盤、早速黒のロプロス本因坊は「おうちをつくるー」と宣言し、勝手に碁石を並べ始めた。対するポセイドン三段は「ポッ君もー」とそれに続く。ポセイドン三段が碁盤全面に白い碁石を並べ始めるが、ロプロス本因坊は「ぼくのが置けないじゃーん。」と、それを右手で強引に押しのけてスペースを確保。それを足掛かりに「黒い屋根のおうち」を作り、優位に立った。▼中盤以降、白のポセイドン五段が飽きて碁石を投げ始めるが、ロプロス本因坊は半泣きで投げ返してそれに応戦。途中で立会人の仲裁が入り、その後はお互いに目を合わせることなく勝負が続いた。▼熱戦を制し、通算二度目のタイトルを手にしたロプロス本因坊は「これもうつまんなーい。早くDSがやりたーい。」と語った。対するポセイドン五段は初タイトルを逃し、「ポッ君も、アンパンマンのデーエスやりたーい。」と話した。▼立会人を務めた囲碁ライターの黒犬氏(寝起き)は、「ロプロス本因坊のおうちには屋根がついていてかっこ良かった。ポセイドン三段のおうちは大きいけど、屋根がないと雨が降ったら困る。」と振り返った。

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