笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

甲虫王者

(2008年@子どもたちがまだ小さかった頃)


ここのところ

甲虫が欲しくて欲しくて

仕方が無い次男ポセイドンは、

DIY店やスーパーで、

売っている甲虫を見つける度に、


「ポッくん、とれ、

 ほしーい。たってー。

(これ欲しい買って)」


と、僕の所に持って来ます。


しかし、なんと、

カブトムシが1匹700円!

駄目駄目駄目駄目駄目駄目。

高すぎるっ。


「たってー、

 たってー

(買って買って)」


と駄々をこねるポセイドンから

虫かごを奪い取り、

陳列棚に戻す黒犬。


「カブトムシなら今度、

 パパが貰ってきてあげるから。

 さーて、

 どんな名前にしようかなー。」


黒犬の提案に、

涙目でごねるポセイドンも、

しぶしぶ納得するのでした。



*****




まあ、そんな経緯もあり、

昨日、職場から甲虫を貰ってきました。

オスのカブトムシを2匹。


次男ポセイドンはもちろん、

長男ロプロスも大はしゃぎ。


でも、2人とも触れません。

見てるだけ。


一度、ポセイドンの肩に乗せようとしたら、

物凄い剣幕で泣かれました。

それでも、やっぱり興味はあるらしく、

ひたすら見ています。


でも、やっぱり触れません。


「そんじゃ、カブトムシに名前つけようかー。」


僕が提案すると、ロプロスが即答。



「水太郎。」




水太郎 一体どうして 水太郎


相変わらず

長男のネーミングセンスは凄いです。


「あ…うん。水太郎ね。

 ポッくんも水太郎でいい?

 うんうん、じゃあもう一匹は…」



「お湯太郎。」



またもや即答のロプロス。



「お湯太郎は、熱い男なんだよ。

 水太郎は、冷たい男。」



何だか意味不明の解説付きですが、

こいつは多分、天才なんだと思います。


斯くして2匹の甲虫の名前は、

水太郎とお湯太郎に決定。

頼りない飼い主たちですが、

どうか付き合ってあげてください。




*****


すみません


これ

あと2本続きますw

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