笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

しつこいようだが甲虫王者

(2008年@子どもたちがまだ小さかった頃)


ついにやって来ましたよー。




職場の先輩が、

幼虫の時からから大切に育てていた、

巨大なスマトラヒラタクワガタ。

飲み会の時に

「いいなー。欲しいなー。」

を連発していたら、

何とあっさり「やるよ」という返事が。

何事も言ってみるものです。

先輩、ありがとうございます。


先日羽化したばかりなので、

動きはまだまだ緩慢ですが、

10センチ近くあるサイズは、

やはり圧巻。

「でかーい」

という言葉しか出てきません。

3日前に

「でかいクワガタもらってくるよ」

と伝えて以来、

毎日のように

「おかえり、クワガタは?」

と尋ねては

失望感を露にしていた子どもたちにも、

これでようやく面目が保てます。


いよいよ、感動のご対面。

僕がひそかに楽しみにしていたのは

長男ロプロスのネーミング。

果たして「お湯太郎」を超える

シュールな名前は出てくるのでしょうか。


「ロプロス、名前決まった?」


僕が尋ねると、

ロプロスはいつもの様に即答です。




「電気太郎。」




「…何で『電気太郎』なの?」


僕の質問に、

ロプロスはこう解説しました。


「あのね、

角が2本あるから電気なんだよ。」


理由がいまいち良く理解できません。

何で角2本だと、電気なのでしょうか?

思わずリビングの電化製品に

目を走らせた僕は、

それらのある部分の形状が

このクワガタに酷似している

ことに気づきました。



分かった。






コンセントだ。




やつは、やっぱりすごいです。

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