笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

何が何でもスーパー戦隊

(2008年@子どもたちがまだ小さかった頃)


「すみません。

26日に発売される

『エンジンキャリゲーター』

なんですけど、

予約とかできませんかね?」




1週間前。

トイザラスに電話をした黒犬は、

ものすごい勢いでそう切り出した。


「申し訳ございません。

当店では商品のご予約は

受け付けておりません。」


「初回限定で、

スペシャルな『炎神ソウル』が

先着順にもらえるそうなんですけど、

それは一体いくつくらいあるんですか?」


「申し訳ございません。

それも商品が入荷してみないと何とも…」


まだまだ食い下がる黒犬。


「何時に行けば

確実にもらえますか?」


「いやあ、そう言われましても…」


「26日の午前中に行けば、

大抵もらえますよね。」


「いやあ、何とも…」


何でこんな電話

とっちまったのかなあという

店員の心の嘆き声が

受話器から漏れてくるようであったが、

それでも黒犬は食い下がるのであった。



*****


数ある戦隊ものの歴史の中で、

メカのおもちゃとしての完成度No.1は、

「ボウケンジャー」の

「アルティメットダイボウケン」だと思う僕。

10台のマシンが様々なバリエーションで

合体するその変形システムは、

まさに芸術的なパズルでした。

(欲しかったなー)


しかし今年の「エンジンオー」も

それに負けてない予感。

車+動物さんキャラで

子どものハートをがっちりキャッチ。

おじさんのハートも同じくキャッチ。


スーパーヒーローもののおもちゃは

高い割にその年限りで飽きちゃうので、

今まで1000円以上のものは

買った事ありませんでした。

しかし、

今年小学校1年生になった

長男ロプロス(6歳)と、

幼稚園の年少さんになった

次男ポセイドン(3歳)、

2人ともかつてない勢いで

「炎神戦隊ゴーオンジャー」に

はまっています。


年齢的なバランスを考えても、

今年か来年あたりが、

みんなでスーパーヒーローで

盛り上がれる最後の年に

なるかもしれないので、

今年は全部のロボットを集めて

「ゴーオンジャー」を

楽しみ尽くすことにしました。


ええ。

もちろん僕の小遣いでです。

だからこれはやつらのものではなく、

「パパの」エンジンオーです。



*****


「早くー、

キャリゲーターなくなっちゃうよー」


半泣きの長男ロプロスに

急かされながら向かった

開店直後のトイザラス。

入り口からダッシュで、

ヒーローコーナーに走る

丸井家男子3人。


キャリゲーターは?

…あった、棚の上!

まわりには同じように

キャリゲーターの販売を待つ

親子連れが…たったの4人。


こうして黒犬は、

念願かなってキャリゲーターと

限定版炎神ソウルを入手したのであった。




超かっこいいー。

「パパの」エンジンオーG6。

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