笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

スーパーヒーロー

小さな頃から、

スーパーヒーローになりたかった。

その気持ちは今でも変わらない。




細かな事情は言えないが、

今、僕の大好きな同僚が病んでいる。

出勤できない状況にまわりはイライラ。

排除しようとする動きになっている。


そりゃわかる。


誰かが休めば、

その分の仕事量は誰かに降りかかるからな。


現に僕の帰宅時間(うちの夕食時間)も、

日に日に遅くなっている。




でも僕は、その「イライラ」も認めない。


困っている人を助けるのが、

スーパーヒーローの仕事だ。

仕事は仕事なのだ。

「めんどくさい」とか「やりたくない」とか、

言ってはいけないのだ。


で、


かつて僕はその仕事量を、

全部自分一人で処理しようとした。



結果、妻が死んだのだがな。




僕は方法を間違えていたのだ。

一人で「スーパーヒーロー」に専念するのではなく、「スーパー戦隊」を編成&育成するべきだったのだ。



困っている人たちを、

見て見ぬフリする人間にはなりたくないし、

かといって、

自分のキャパにも限界がある。



日々よい方法を考えて話し合って、

結果、帰宅時間は日々遅くなる。


だんだん子どもたちの夜ご飯が心配になる。


なんだよ。制限時間つきかよ。

僕にはカラータイマーついてんじゃん。


じゃあいいや。


目指すのは、


ウルトラマンで。







僕の心配する同僚と、

どなたかに。


最大限効率よく、


まあ子どもたちはいいか。

とりあえず元気だから。


届きますように。

届きますように。

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