笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

追想73「ごめんな」

<2017年8月24日>


今日は僕の誕生日である。

その前日を命日に選んだ妻。


夢の中で鬼ごっこで僕から逃げて、

Tシャツ3枚をびしょびしょにした妻。


何を僕に伝えたかったのかな。


最後までよく分からなかったけど、

僕は僕のやるべきことをやる。


仕事と、子育てだ。


というか、僕にはそれしかできないのだ。

ホントごめんな。






様々な手配と手続きで1日が終わる。


「配偶者の死」は、僕に落ち込むヒマさえ与えてくれない。というより「やらなくてはいけないこと」の中に、僕自身が気持ちを麻痺させて逃げ込んでいたのかもしれない。




多分、今までずっとだな。


ごめんな。




でも、僕にはこれしかできないんだ。


今の僕には、これが精一杯。


ごめんな。

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