笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

若者たち

そもそも僕が妻と結婚した理由は、「妻が僕のことを好きだった」からだ。


「付き合って」と言われたから「いいよ」と答えた。


初めてのデートに2時間遅れた妻を、小説読みながら淡々と待ち続けた。


そしたらそれが当たり前になったらしく、妻は毎回数時間遅れて到着するようになった。


僕は毎回小説を読みながら妻を待ち続けた。


おかげで僕は、小説が大好きになった。


そんな日々を繰り返していたら、ある日「結婚して」と言われたので「いいよ」と答えた。


結婚して、二人でアパートに住み、家を建てて、子どもたちが生まれた。


君がそうしたいと言ったからそうしたのだ。




なのに




何故




歯をくーいしーばーりーw


愚痴を言っても始まらないが


愚痴でも言わなきゃやってられない。


さてさて


とりあえず洗濯しないとだな。




君の一番大嫌いな言葉を言おう。


君を愛している。


困ったなこりゃ。

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