笑う黒犬の憂鬱

妻をなくした黒犬が這い回る日常を綴っています

無敵超人ザンボット3

何度も言うが、僕はスーパーヒーローとスーパーロボットが大好きだ。

自分も誰かの役に立つために自らのスペックを高めて日々戦う。そして、誰かの役に立って、笑ってもらうのが生き甲斐だ。


子どもの頃から、そういうドラマとか映画とか特撮とかアニメとかばかり見て育ったのだ。

悪いことも、悪いやつも、許さない。




ただ、「ザンボット3」は大嫌いだった。



地球のみんなのために、地球を支配しようとする悪と命がけで戦っているのに、守られている地球人は自分の都合優先でザンボット3を迫害する。


「こんな地球人助けなくていい!」と子ども心に思った。


でもザンボット3は、最後まで戦った。


人々から恨まれ、友だちを亡くし、家族を亡くし、恋人を亡くし、最後は身体も機体もボロボロになって、ずっと一緒に戦ってきた戦友も全員死んだ。


そしてギリギリ地球を救った。


ずっと彼らを迫害し続けていた

地球人はみんな幸せになりました。とさ。


子ども心に納得がいかなかった。

この行動は正しかったのだろうか。

正義とは何か、 正義とは、




未だによくわからない。




自分の信念。


まわりの人間への利益還元。


かけがえのない人との幸せな時間。


一人の犠牲も出さない世界。




僕が一番に守らなければいけなかったのは

何だったのだろう。



どこで間違えたのだろう。

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